寺の花ものがたり
勧修寺境内に池があり、落ち着いた雰囲気を持つ寺だと思う。池の杜若(かきつばた)を見に行った。 白と紫の花が咲いていた。すっと葉が刀のように伸び、葉は黄緑が...
得浄明院は知恩院の山内にある。一初(いちはつ)の時期に公開するので、行ってみた。 一発はアヤメ科の中で1番初めに咲き始めるので、一初と名づけられたらしい。...
葛井寺は西国観音霊場第5番の札所で、何度か参拝したことはあるが、2017年は初めて藤の時期に行った。 南門を入ると、藤保存の協力金を求める箱が置いてあり、...
長保寺は花の寺だと思う。春に行ったのは、桜の終わりの時期だった。ちょうど牡丹(ぼたん)が咲き始めていた。牡丹は1200株もあるという。木瓜(ぼけ)が境内を彩り...
遊び仲間が友人の車で、兵庫県・香住に行ったことがある。その途中、隆国寺に寄った。そろそろ牡丹(ぼたん)の見ごろと思ったからだ。 寺の牡丹は70種1000株...
息子が京都市・上賀茂神社から歩いて行ける場所に住んでいることもあり、京都市・北山や北大路周辺はウロウロすることがある。小さな寺の前を通った時に、山門の奥に鮮や...
真如堂はいつの季節も楽しめる。境内はゆったりしているうえ、無料なので気軽に時を楽しめる。 好きなのは初夏。青紅葉がみずみずしい。山門からイロハモミジの木は...
四国八十八カ所参拝の途中、藤の時期に2回立ち寄った。この寺の藤はのぼり藤で、遠くからでも目立つ。菜の花畑の向こうに、こんもりした紫を見つけ、行ってみたのが最初...
仁和寺の桜は、地名をとって御室桜と呼ばれる。遅咲きで、背丈が低い。 寺の人に聞くと、境内の土は粘土のように固い。土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせ...
京都市・西陣に小さな花の寺、雨宝院がある。地元では西陣聖天として親しまれている。 狭い境内は、桜の木がひしめている。本堂の手間の両側に背の高い枝垂れ桜。小...