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大阪音楽大学と府立桜塚高校が、連携事業に関する協定を締結

小山校長(右)と中村学長(左)

 大阪音楽大学および同大学短期大学部(いずれも豊中市庄内幸町1)と大阪府立桜塚高校(豊中市中桜塚4)が4月15日、互いに交流を深めて教育内容を充実させようと、「高大連携事業に関する協定」を締結した。桜塚高校が大学と、また、大阪音楽大学が豊中市内の高校と連携事業の協定を結ぶのは初めてで、学生らが桜塚高校でミニコンサートを開催したり、吹奏学部や軽音学部などのクラブ活動で生徒らに指導したりするなど連携を深める予定だ。この日、大阪音楽大学で協定調印式が行われ、中村孝義・大阪音楽大学学長は「現在、豊中市と協力し、市立小・中学校などで学生が生徒に音楽を教えるサウンドスクールを行っています。こういった輪の中に入っていただいて、新たな事業を展開していけたら」と話した。小山正辰・桜塚高校校長は「同じ豊中市にある大学・高校が連携し、豊中の子どもたちの豊かな情操をはぐくんでいきたい」と話した。

 同協定書には、高大連携事業の内容として、「大学の教員による高校への出張授業」「高校による大学学生の教育実習、インターンシップなどへの協力」「大学祭、学園祭、課外活動などにおける交流活動」「大学学生による高校でのコンサート企画」「その他、大学と高校が協議し同意した事項」と定めているほか、保護者などにも呼びかけて、昼休みや放課後に定期的なコンサートを開催するなど、教員だけでなく、学生・生徒、保護者同士の交流も予定している。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2011/04/15


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