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桜塚商店街にあるコミュニティカフェで「宿題カフェ」 大学生ボランティアがお手伝い

kittoで宿題に取り組む小学生たち

 子どもたちに涼しい場所で宿題に取り組んでもらおうと、豊中市中桜塚2丁目の桜塚ショッピングセンター2階にあるコミュニティーカフェ「kitto(きっと)」で23日、「宿題カフェ」が開かれ、地域の小学生10人が、教職をめざす大学生ボランティアの指導員に教わりながら、計算や漢字の書き取りに取り組んだ。

 kittoは、大阪府の「ふるさと雇用再生基金」を活用して、豊中市が地域の雇用創出と市民の交流を目的に平成21年11月に開店したコミュニティーカフェ。飲み物やランチを提供するほか、朗読会や機織り体験イベントなど地域住民の交流や市民団体の活動をすすめる催しなどを開催してきた。今回は子どもや子育て世代にもカフェを利用してもらおうと「夏休み宿題お助けプログラム」として企画された。

 この日は午前10時から午後4時まで開かれ、神戸女子大学文学部教育学科4回生の浅井麻里さん(21歳、池田市在住)が指導員を務めた。子どもたちはカフェの机に宿題を広げ、浅井さんに教わりながら仕上げていた。6年生の隆文さんと3年生の智美さんを連れて訪れていた渡辺瑞佳さん(47)は「ランチを食べに来たときに、子ども向け行事があることを知り参加しました。涼しいところで子どもたちも宿題がはかどったのでは」と話していた。

地域コミュニケーションの活性化

更新日時 2010/07/27


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