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ガソリン車を電気自動車に改造 豊中市が公用車として試験的に導入

 豊中市は5月23日、ガソリン車を改造した電気自動車1台を公用車として導入した。自動車は2人乗りの軽トラック。豊中市内で自動車整備を行う株式会社エヌシーオートが、今年2月にガソリン車から電気自動車に改造したもので、走行中は二酸化炭素を一切排出しない。リチウムイオン電池を搭載し、一般家庭用の100ボルト電源で充電が可能で、1回の充電で約50キロメートル走行することができるという。この日、午前10時から豊中市役所議会棟前の駐車場で出発式が行われ、エヌシーオートの代表取締役、西田長太郎さん(67)が車両と鍵を市職員に渡した。豊中市では、環境センター北部事業所の連絡便用の車両として、6月22日までの1カ月間試験的に使用する。豊中市環境政策室は「どれだけ二酸化炭素の排出量を削減できるかなどを実証して、今後も事業者などと連携を図りながら環境に配慮した取組みを進めていきたい」と話している。=情報提供・豊中市(早川方子)

更新日時 2012/05/23


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