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池田市の「ふくまる教志塾」始まる

開塾式の様子

 5月25日、池田市の小・中学校教員をめざす学生を対象にした「ふくまる教志塾」の開塾式があった。

 今年4月、池田市をはじめとする豊能地区3市2町は大阪府から教職員人事権移譲を受けた。池田市では優れた人材の発掘・養成を図るため、2011年度から市教育委員会が塾を開き、学校での現場実習(35回)と、教員養成講座「ふくまる夢たまごセミナー」(10回)の2つのプログラムを実施。2012年度の塾生は聴講生を含め40人で、20人だった2011年度と比べ、大幅増となった。

 養成講座の1回目となる今回は、大阪教育大学監事の野口克海さんが「教育はこれからがおもしろい~教員志望学生に伝えたいこと~」をテーマに講義した。塾長である同市のイメージキャラクター、ふくまるくんも登場した。

 教育政策課は「学校教育が抱える課題が複雑化・多様化している中、教員に対する信頼を確立するためには、養成段階から教員に必要な資質能力・基礎的指導力の向上はもちろん、『わがまち池田』を愛する心情を培うことが重要と考えている。昨年度の塾生は11人がこの春から池田市立学校の教壇に立っていることは大きな成果。今年度の塾生たちにも頑張ってもらいたい」と話している。=情報提供・池田市

 (進藤郁美)

更新日時 2012/05/28


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