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豊中九中、30年ぶり同窓会 思い出の校舎199人の笑顔

当時を思い出しながら、アルバムを見る卒業生たち。「卒業以来、校舎に入ったのは初めて」と興奮気味に話していた

 豊中市新千里南町1、豊中市立第九中学校で6月3日、30年ぶりの同窓会総会が開かれた。卒業生ら199人が集まり、懐かしの母校で中学生時代に思いをはせた。

 総会再開のきっかけになったのは長年積み立てられた同窓会費だった。第九中学校は1970年の創立で、卒業生は1万3053人。同窓会費が増え、実質的活動がないと会費自体が宙に浮くことになる。3期卒業生で総会長の原田高明さん(54)が呼び掛けると、7期生が世話人会を結成し、総会開催にこぎつけた。

 総会には第4代校長の金津博直さん(84)らかつての教職員も参加し、「映像に見る九中の歴史」という題のDVDが上映された。「創立当初は校舎とグラウンドしかなく、八中(豊中市立第八中学校)のプールの一角を借りて遠慮がちに泳いでいた」「テニス部はコートを作るため、ラケットを持つよりツルハシを持っていることが多かった」「創立時には生徒が4人しかいなかったので、修学旅行は2人の教師とともに八中の修学旅行について行った」などのエピソードが伝えられると、会場は大きな笑い声で包まれた。

 総会の後は卒業生が数グループに分かれて、校舎内を見学。11期生の北澤哲夫さんは「門をくぐると昔の思い出がよみがえってきた」と懐かしそうに話していた。渡り廊下や各教室の前で記念撮影をするグループもあった。

 原田さんは「これからも定期的に同窓会総会を開いて、母校と卒業生のつながりが切れないようにしたい」と話している。2013年6月に次の総会が開かれる。(早川方子)

更新日時 2012/06/11


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