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逸翁美術館夏季展 「小林一三の愛した近代日本画」8月12日まで

 逸翁美術館(池田市栄本町)で夏季展「小林一三の愛した近代日本画」が8月12日まで開催されている。
 小林一三(逸翁)が20代のころから後援した鈴木華邨の作品に始まり、親交があった鏑木清方、川端龍子、下村観山ら、明治から昭和にかけての画壇を代表する作家の作品を展示している。逸翁と交わした書簡も展示されており、文化人同士のやり取りも見て取れる。
 今回の目玉は、橋本雅邦の「瀟湘(しょうしょう)八景図」だ。1903年に大阪で開かれた内国勧業博覧会に出品された八幅の大作で、すべてが一同に展示されるのは初めてという。(礒野健一)

一般1000円、大学・高校生600円、中学生以下無料。10時~17時、月曜休館(7月16日は開館、翌17日休館)

小林一三 橋本雅邦 安田靫彦

更新日時 2012/07/07


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