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池田・子育て9サークル 140人が親子の秋祭り

お話の時間になると、子どもたちは熱心に耳を傾けた

 池田市城南3、市保健福祉総合センターで11月2日、池田市内で子育ての活動をする9サークルが集まって交流会を開いた。ベビーダンス、親子フラダンス、読み聞かせなど、各サークルが講師役をつとめ、参加した親子ら約140人みんなで楽しんだ。
 交流会は、市内各地域で自主的に子育てサークル活動をしているお母さんたちの主催で、毎年秋に開かれている。きっかけは2006年6月、池田市の育児支援センターが主催したサークル代表者の交流会だった。池田市旭丘の育児サークル「おひさまランド」の代表、福田加代さんは「せっかくだから一緒に何かしよう、ということになった」と当時を振り返る。福田さんらはその年の秋に総合スポーツセンターで1回目の交流会を開いた。活動はその後も年に1度のペースで続いている。
 7回目となる今年は、各サークルが普段行っていることを順に教える講座スタイルをとった。フラダンス・サークルの時間には参加者全員が子どもを抱きながら体を揺らし、ベビーダンスの時間には親子が手を取り合って汗を流した。泣き出す赤ちゃんもいたが、近くの人が自然にあやし、お母さん同士の仲も深まった。「すまいるはっぴー」代表で、ベビーマッサージの講師をした早坂俊美さんは「みなが熱心に聞いてくれて良かった」と喜んだ。参加者からは「盛りだくさんで楽しい」「またやってほしい」との声が聞かれた。
 福田さんは「子育てしているお母さんたちが、応援し合う雰囲気が広がっている」としながらも、「乳児も幼児も飽きないよう工夫しなければ」と課題を見据えていた。(早川方子)

更新日時 2012/11/08


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