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府立池田高校の生徒が地元自治会と清掃活動

11月16日、池田市旭丘2丁目2-1の大阪府立池田高等学校(武島辰男=たけしま・たつお=校長、生徒数1086人)の生徒と地元自治会の呉羽会(くれはかい)の会員ら約350人が一緒に同校付近の道路清掃を行った。

同校の北側に隣接するサクラ並木の落ち葉清掃に携わっている同会から「清掃を行う会員が高齢化しているので協力してほしい」と同校に依頼して実現した。当初は11月の土・日曜日に運動部の生徒30~40人体制で実施する予定だったが、その他の生徒らも協力に同意し、11月2日から5回にわたって延べ450人以上が清掃を行ってきた。地域一帯のサクラが一斉に葉を落としたため、大人数で清掃してもなかなか終わりが見えず、開始から1時間後には50を超えるごみ袋いっぱいの落ち葉が集まった。

今回が2回目の参加というバスケットボール部1年の乗添玲央さんは、「いくら清掃してもきりがないですが、少しでも私たちの手できれいにして、まちの人たちに気持ちよく過ごしてもらえるようにしたい」とコメント。同部1年の伊田沙生さんは、「大変だけど、地域の人にありがとうと言ってもらえるとやってよかったと思います」とうれしそうに話していた。

 同会会長の秋山輝男さんは、「思った以上に多くの生徒さんに協力いただいて、本当に助かっています。住民も皆とても喜んでいる。このような活動を通じて、学校と学校周辺の住民との交流が深まればより素晴らしいですね」と話していた。次の清掃活動は11月25日(日)で、同日で終了する予定。=情報提供・池田市(進藤郁美)

更新日時 2012/11/17


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