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ふたご集まれ 阪大でフェスティバル

センター長の早川教授。早川さんの奥さんも二卵性の双子という

 吹田市山田丘1、大阪大学吹田キャンパス内コンベンションセンターで11月10日午後1時から、ふたごやその家族、ふたごについての知識を深めたい人たちが交流をはかる「ふたごフェスティバル2013」が開かれる。大阪大学大学院医学系研究科付属ツインリサーチセンター(早川和生センター長=教授)の主催。ふたご臨床研究の実際や予防医学についての研究報告や講演のほか、交流会や記念写真撮影、健康チェックなどのコーナーが設けられる。
 ツインリサーチセンターは双子の研究機関として、日本で初めて設立された。遺伝子が100%同じ一卵性双生児と、平均で50%同じ遺伝子を持つ二卵性を比べることで遺伝子と、環境の影響を研究し、老年病などさまざまな病気の予防に役立てようとしている。今回のフェスティバルは単なる研究のための集まりではなく、ふたご同士が「ふたごで困ったこと、良かったこと」などについて話し合い、またふたごを育児中の親の交流会も企画されている。参加希望者は同センター(電話06-6879-2556▽ファクス06-6879-2557)へ。(早川方子)

更新日時 2013/10/12