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豊中市立小学校2校が韓国の小学校と姉妹校提携

韓国の現地校を訪問し、姉妹校提携した上野小学校の中木校長(左から4番目)

 豊中市立上野小学校(中木常雄校長、1080人)と同市立新田南小学校(園田博校長、725人)が、韓国の小学校とフレンドシップスクールの提携を行った。

 上野小学校は巨済市の菊山小学校(コジェ市のククサン小学校)と、新田南小学校は安養市の虎元小学校(アニャン市のホウォン小学校)と提携し、上野小学校は8月27日に、新田南小学校は7月28日に、両校校長らが韓国の小学校を訪問して提携書に署名した。韓国の小学校との提携は、市内で初めて。

 豊中市では今年1月、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU、東京都新宿区)の国際教育交流事業の一環として、韓国からの教職員29人を迎え、市内の小学校4校で交流授業などを行っていた。その後、韓国の2小学校から学校間の交流をとの申し出があり、提携が実現した。

 上野小学校の中木校長は、「インターネット回線をつないだテレビを使って一緒に授業などをリアルタイムで行う予定。交流を通して互いの文化認識を深めていければ」と話している。新田南小学校の園田校長も「わが校の算数の授業に特に興味を持ち、交流事業を提案していただいた。非常に教育に熱心に取り組んでいる韓国の皆さんと、お互いに実りある交流ができれば」と話している。=情報提供・豊中(早川方子)

更新日時 2010/08/30


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