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池田で猪-1グランプリ 8店舗がイノシシ料理競う

グランプリに輝いた野乃鳥呉華の押川さん(中央)ら。猪ケバブは同店で2月末まで、アレンジを加えて600円で販売する

 上方落語「池田の猪(しし)買い」にちなみ、池田市内の飲食店8店舗が、イノシシ肉を使ったメニューのナンバーワンを争う「猪-1グランプリ」が10日、池田駅前てるてる広場で行われた。
 おでんや焼きうどん、ホットドッグなど、工夫をこらしたイノシシ肉料理が、すべて400円で販売され、親子連れや仕事帰りの客が舌鼓を打っていた。
 食べた客による投票でグランプリに選ばれたのは、野乃鳥呉華(菅原町)の「猪ケバブ」。トルコの伝統料理ケバブを、イノシシ肉にしたもので、店で使っている秘伝のタレで味付けし、野菜とともにピタ(半円状の薄いパン)に挟んだ。店長の押川正司さんは「まずはドネル(肉を吊るし焼く調理器)でインパクトを出した。肉のうまみも十分出て、味にも自信はあった」と話した。本場の味を知る元店員のトルコ人、カディールさんも調理に加わり、「イノシシ肉は初めてでしたが、うまくできた」と満足そうにうなずいた。
 また、池田市内15店舗が、2月末までイノシシ肉を使った限定メニューを出すイベント「池田の猪買いはじめました~」も、10日から始まった。店舗ごとに押すスタンプでビンゴを達成すると食事券がもらえるグルメスタンプラリー「ミステリー猪ビンゴ」も行う。詳しくは、いけだサンシー(072-751-5591)。(礒野健一)

更新日時 2014/01/11


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