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小学生に「かんたんおにぎり」講座

おにぎりを作る小学生

 豊中市立庄内公民館(三和町3)で8月27日、子どもたちが自分で簡単な食事の準備ができるようにと「自分で作ろう!かんたんおにぎり講座」が開かれた。小学生を対象に、大阪青山大学健康栄養学部で管理栄養士をめざす学生や淺利敬一郎・豊中市長と市職員ら8人が指導した。
 庄内公民館では、教員志望の大学生が小学生に夏休みの宿題を教える「夏休み学習サポート」が行われていた。今回のおにぎりを作る講座は、夏休み学習サポートに参加した小学生向けに、生活習慣を見直すきっかけにしてもらおうと開催された。
 講座には小学生1年生から6年生までの38人が参加した。おにぎりの具はちくわ、ツナマヨネーズ、シソの3種類。大学生の指導で手を洗った後、塩水で湿らせた手にご飯を盛り、三角形や丸型のおにぎりを握った。おにぎりは30分ほどで出来上がり、大学生らが用意したみそ汁と一緒に試食。食事の後は、大阪青山大学健康栄養学部の河中弥生子教授が「食べること」の授業。「安全な食べ物を見分ける力を身につけるためには、自分で食事を作る習慣が必要。家に帰ってからも、お手伝いをしながら自分で食事を作ってみてください」と話した
 参加した山田みゆさん(7つ)は「自分で作ったおにぎり、おいしい」と笑顔でほおばった。握るときの手の形を教えていた大学4回生の福原円さんは「三角形に握るのは少し難しかったけれど、自分たちなりに頑張っておにぎりを作れました。みんな上手に握るので驚きました」と語った=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.08.28

豊中市立庄内公民館

更新日時 2014/08/28


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