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「豊中で大人になることを考えてみた。」発行、高校生・大学生が制作に参加

ワークショップの様子

 豊中市は、働くことや結婚から育児など、自分の将来を考えるヒントとなるライフデザイン支援情報誌「豊中で大人になることを考えてみた。」を発行した。
 A4版、フルカラー、全16ページ。子ども・若者世代が結婚から育児までの自分の将来に、前向きな意識を持ってライフデザインを考えていけるよう、制作に高校生や大学生が関わり、自分たちの目線での誌面づくりに取り組んだ。
 情報誌の制作に向けて、高校生から20代の子ども・若者21人が参加し、仕事・結婚・子育てといった将来への希望 や不安などを話し合うワークショップを開催し、さまざまな意見や思いをまとめた。また、 ワークショップ参加者やライフデザインを学んでいる大阪教 育大学の学生が協力し、就職や起業、結婚、育児をしている7人の人生の先輩たちへのインタビューなどを実施。 そのうえで4回の編集会議を経て情報誌を作成した。
  市内の高校・専門学校など約2600人の子ども・若者を対象に実施したアンケートから分かった、日々の暮らしのなかで大切にしているものや、毎日を一緒に過ごす理想のパートナー像、また人生の先輩たちへのインタビューで得た自分の生き方を考えるポイントなどを掲載している。
 ワークショップから最後の編集会議まで携わった箕面自由学園高校1年生の松浦啓太郎さんは、「自分の将来をどう考えているかについて、普段の生活では相手に聞きにくいと感じていたが、ワークショップや編集会議を通じて、いろんな年代の人の意見を聞き、話し合い、自分の将来についてより深く考えることができて刺激になった」と話した。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.03.05

更新日時 2016/03/05


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