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「とよ なか物語」vol5を発行

とよなか物語をPRする豊中市職員

 豊中市は市の魅力を伝えるシリーズ冊子「とよなか物語vol5(A4判、フルカラー、16ページ、1万2000部)を発行した。冊子は市内の公共施設だけでなく、美容院やカフェのほかコンビニやホテルなどでも配布される。問い合わせは豊中市魅力創造課06-6858-2863。
 5号目となる今回のテーマはアートの時間。冒頭では世界的に活躍する豊中市出身の造形作家・新宮晋さんがアートの持つ力について語っている。また、豊中市在住のアーティスト5人が集まり「暮らしとアート」をテーマに語ったトークセッションをはじめ、市内各所で個性豊かな芸術活動を紹介している。
 豊中市は2006年に文化芸術振興条例、2008年に文化芸術振興基本方針を制定したのに続き、2012年には文化芸術推進プランを策定し、「音楽あふれるまち とよなか」のまちづくりに取り組んいる。2016年3月には文化庁長官表彰「文化芸術創造都市部門」で府内初の被表彰都市に決定した。
とよなか物語は2013年から発行している市の魅力を紹介する冊子。今回はアートを
中心に企画。市内で開催された美術家・きむらとしろうじんじんさんによる野点や、プロと市民が共に創る音楽祭などを紹介しているほか、普段から気軽に訪れることができる美術館や工房など市内に点在する魅力的なスポットを多数掲載。
 このほか生活介護事業所による人形劇などの表現活動やこだわりのモノづくりを行う企業の紹介など、「豊中ならでは」のものにスポットを当てている。冊子を発行した市魅力創造課は「冊子を見た人が地域のスポットに出掛けるきっかけになれば。暮らしの中でアートに触れることによって地域の魅力をより身近に感じ、豊中のまちに愛着をもってもらいたい」と話している。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.04.05

更新日時 2016/04/05


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