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豊中南消防署で園児とともにジャンボ笹飾り

消防隊員と一緒に短冊を笹に結びつける園児

 火災予防への願いを込めて地域の幼稚園児が折り紙や短冊などを飾り付けたジャンボ笹飾りが7月1日、豊中市南消防署(庄内幸町5、野村俊之署長)に登場した。4メートルを超える特大の笹飾りで、園児らが作った短冊には、「ひであそばない」、「けむりお(を)すわない」「かぞくがげんきでいられますように」などの願いが書かれている。消防服を着たマチカネくんも登場して、園児らと一緒に防火を願い飾り付けを行った。笹飾りは、7日まで署前で展示される。
 この笹飾りは、市民に広く火災予防を呼び掛けようと、南消防署が庄内こどもの杜幼稚園(庄内幸町5、北島孝昭園長)と協力し、1978年から毎年行っている。竹は服部緑地の日本民家集落博物館内の竹林で伐採し、寄贈されたものを使用している。
 この日は5歳児の園児43人が参加。マチカネくんや消防隊員とともに、短冊を丁寧に結び付けていった。飾り付けられた笹が消防隊員により立ち上げられると、園児たちは自分の背丈の何倍もあるジャンボ笹飾りに大興奮。最後に、園児らが消防隊員へ防火の願いを込め「七夕」の歌のプレゼントした。飾り付けに参加した才木友翔さんは「消防士さんと一緒に飾りをつけるのが楽しかった。短冊には、兄が甲子園に出られますようにと書いた」と話していた。
 この日は、北消防署(岡上の町1)や北消防署新千里出張所(新千里西町2)でも、地域の園児や老人会とともに、ジャンボ七夕飾りの飾り付けを行い、展示されている。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.07.05

更新日時 2016/07/05


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