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豊中リトルシニア野球協会が関西連盟秋季大会で優勝し、豊中市町に報告

豊中市役所を訪問した選手たち

 大阪市・舞洲ベースボールスタジアムなどで開催された第46回関西連盟秋季大会(日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟主催)に出場し、29年ぶりに優勝した豊中リトルシニア野球協会(中川隆弘会長)のメンバーらが10月9日、豊中市役所を訪れ淺利敬一郎市長に報告した。
最優秀選手賞に選ばれた投手の樽見海星さん(箕面市立第三中学校)は「日ごろの練習の成果を発揮できてうれしかった」と喜びを語った。
大会は2府4県から出場し、8ブロックに分かれて予選を行い、勝ち上がった上位32チームが参加する。協会は、北大阪ブロックの代表5チームの1つで、大会での優勝は1988年以来3度目。
 協会は1975年に設立され、現在の選手数は1年生20人、2年生29人の計49人。平日は週3回約3時間、土曜・日曜日・祝日は約9時間練習をしている。
決勝戦では、南部リトルシニア野球協会(和歌山県)と対戦。1点を追う3回にワンアウト1、2塁の好機で2塁打を打つなど5点を挙げて逆転に成功。樽見さんが3回以降を無失点に抑え、完投し、7対3で優勝した。
 樽見さんの最優秀選手賞のほか、捕手・中谷康成さん(兵庫県川西市立多田中学校)が優秀選手賞、2塁手・山田友星さん(川西市立東谷中学校生)と3塁手・布施心海さん(豊中市立第一中学校)、外野手・水谷堅一郎さん(箕面市立第三中学校)がベストナイン賞に選ばれた。
 市役所へは協会のメンバー28人が高津貞夫コーチらとともに訪問。高津コーチは「粘り強く基礎練習を積み重ねてきた成果を発揮し、皆最後まで諦めることなく自分たちを信じてプレーをしてくれた」と大会を振り返った。主将の土井夏斗さん(吹田市立竹見台中学校)は「豊中市を拠点に活動し、地域の代表として誇りを持って全国大会やタイガースカップも頑張りたい」と意気込みを語った。
 協会は1126日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる第12回タイガースカップ大会に出場するほか、2017年3月26日から京セラドーム大阪(大阪市西区)などで行われる第23回日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場する。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.1.10

更新日時 2016/11/10


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