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ちょっと味見を(690) 新大阪駅弁④穴子飯

穴子飯

  JR新大阪駅の構内の駅弁売り場で、金曜、土曜、日曜の午後1時ごろから、広島・宮島口の「穴子飯(あなごめし)」を売っている。その日の朝作ったものを新幹線で運ぶそうだが、販売数が限られているので、なかなか手に入らないらしい。たまたま午後1時にその前を通り、列ができていたのでそれと気づき、並んで買った。2000円弱と高いのだが、人気があるようだ。
 しょうゆ味のご飯の上に、切ったアナゴが並べてあり、ちょっと漬け物が添えてあるだけのシンプルな駅弁。ご飯はもち米が混じっていて、おこわのような固めの食感がある。アナゴはホワホワではなく、カワハギの干物を焼いたようなパサパサっとした舌ざわりだが、味は強い。その味を生かすためだろ、たれはしょうゆ中心のあっさりしたものだった。包装紙がレトロで印象に残る。廿日市市、「うえの」商品だった。(梶川伸)2017.01.01
 

更新日時 2017/01/01


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