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高校女子サッカー準優勝の大商学園に教育表彰

教育表彰の授与

 豊中市教育委員会は2月23日、第25回全日本高校女子サッカー選手権で準優勝した私立大商学園高校(豊中市利倉東1、奥野正巳校長)女子サッカー部に教育表彰(児童生徒表彰)を授与した。
 この表彰は教育・文化・スポーツの振興や青少年の指導などで功績のあった市民や団体を讃える。サッカー部主将の久保田晴香さん(3年)は「受賞を聞いてうれしかったです。部員の意見を聞いて、チーム力を高めて戦ってきた。後輩が今後もこのチームを引っ張って頑張ってほしい」と喜びを語った。
 女子サッカー部は2006年に創部され、全日本高校女子サッカー選手権に今回で9年連続で出場。現在部員数は44人。
 2016年12月30日から2017年1月8日まで神戸市で開かれた選手権では、決勝戦で十文字高校(東京都)に0対1で敗れたものの、1回戦で北海道大谷室蘭高校(北海道)を10対1、2回戦で前橋育英高校(群馬県)を8対1、準々決勝で藤枝順心高校(静岡県)を2対0、準決勝で神村学園高校(鹿児島県)をPK戦の末に下し、準優勝したことから、賞を受けた。
 主将の久保田さんや副主将の常田麻友さん(3年)、岡久奨監督、奥野校長らが豊中市役所を訪れた。大源文造教育長は「受賞おめでとうございます。今後の活躍も期待しています」とお祝いを伝え、久保田さんと常田さんに表彰状と記念品が贈呈した。岡久監督は「祝福してもらいありがたい。3年生がサッカーに取り組む姿勢を後輩に見せ、受け継いでくれた。今後、新たな1年生が加わり、新体制になる。インターハイ出場に向けてまたトレーニングを積み重ねていきたい」と抱負を語った。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2017.02.24

更新日時 2017/02/24


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