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豊中市が公共データの有効活用方法の研究報告書を発行

 豊中市は公共データの有効活用方法を検討、結果をまとめた研究報告書を発行した。市に集まる大量のデータをもっと施策に生かせないか、という観点から、庁内公募で集まった職員5人が「公共データの活用のあり方に関する調査研究グループ」として、1年間検討を重ねた結 果を本報告書にまとめた。
◇公共データとは
・市が一定のルールのもとで収集・集計し、保有しているデータのすべて。数値、文章、画 像、音声など、あらゆる形式を含む
◇庁内でのデータ共有の課題と活用
・庁内情報共有システムや電子キャビネットなど、当市にも複数の情報共有システムがあ
るが、データの内容が多岐にわたるため、目的の情報にアクセスするのが大変であることを確認
・データを活用するためには、様式の統一やデータの更新など、手間をかけることが必要。 データ共有は一日にして成らずといえる
◇オープンデータに関する他自治体調査
・オープンデータに取り組んでいる61の自治体にアンケートで、ニーズ把握と効果の検証、実績を積むことが共通の課題と分かった
・オープンデータを進めるには、全庁的な理解と庁外への広報が重要
◇データ分析シミュレーション
・公共データの分析が施策に有効であることを示すため、データ分析を試行した
◆サイズ等
・A4版、78ページ、白黒
・販売価格:500円
・販売場所:とよなか都市創造研究所(豊中市中桜塚3-1-28)、 豊中市役所市政情報コーナー(市役所第二庁舎4階)
=情報提供・豊中市2017.04.28

更新日時 2017/04/29


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