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ちょっと味見を(1156) 豆らくの豆腐

豆らく豆腐

 松山市・道後温泉の近くで、私がかかわっている「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会の総会兼記念講演会が開かれた。実は楽しみにしていたことがある。以前、テレビで道後公園近くの豆腐屋が紹介されていた。そこへ行ってみたかったのだ。
 会が始まる前に店を訪ねた。まず、カップに入った豆らくの豆腐を買った。公園で食べるつもりで店を出ようとすると、店の主人が「スプーンを用意しましょうか」と声をかけた。私の考えを見抜いていたのだろう。
 食べてみる。柔らかくてなめらかで、豆の味がする。そこで、もう1度店に戻った。もう少し小さなカップに入っていた石臼挽き(いしうすびき)豆腐が気になっていたからだ。
 今度は店で食べさせてもらった。主人は「大豆を石臼で挽くと温度が上がらないからいい」と話した。お薦めは塩をかけて食べることで、できたての豆腐に自ら塩をふってくれた。
 できたてだったので暖かく、その分だけ味が強く、なめらかで濃厚な気がした。ただ、塩をふるよりは、何もなしの方が好みだった。(梶川伸)2018.04.03

更新日時 2018/04/03


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