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さくらづか保育園で小さな茶会

さくらづか保育園は3月に新しい園舎が完成する。園児らは真新しい10畳の和室で茶会をひらくのを楽しみにしている

 豊中市中桜塚、さくらづか保育園は毎月第3木曜日、園児の茶会を開いている。板間にゴザを敷き、約20人の年長組が正座。近所に住む茶道の師匠、曽我尾恕子(ひろこ)さんと稲岡悠紀子さんから手ほどきを受け、小さな手で抹茶をたてる。

 茶会は日本の伝統文化に親しむのが目的で、5年前に始まった。土井文子園長は「1年続けると、少しずつですが長く正座できるようになってゆきます」と目を細める。2月17日の茶会では、お茶と手作りの和菓子を食べた園児らは口々に「おいしい」「もっとほしい」と言い合い、最後はかわいらしい声で「結構なお手前でした」とお辞儀した。(早川方子)

更新日時 2011/02/18


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