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ちょっと味見を(1545) 山城町育ち

山城町育ち

 京都府南部は山城タケノコの産地になっている。自宅は最南部の木津川市で、歩いて2分の場所にあるイオンでは時々、地元の農人たちが軽トラックを建物の中に乗り入れ、農産物を売っている。
 その軽トラで山城タケノコを買った。木津川市に山城町という地区があり、「山城町育ち」というラベルがつけてあった。大きめのもので1つ650円ほど。結構安いと思った。
 タケノコをゆでる時には米ぬかを使うので、置いていないか、売っている人に聞いてみた。すると、「朝穫ったばかりだから、米ぬかを使わなくても大丈夫」との答。買ったのは午前10時過ぎだったので、早速ゆでてみた。
 包丁を入れると、スパッと切れた。穫れたてだからだろうか。タケンコの上半分は炊き込みご飯と、明太子マヨネーズ和えに。下半分は若竹煮と天ぷらにした。タケノコご飯は甘みを感じ、若竹煮はだしとの組早生がよかった。天ぷらは柔らかいのだが、歯ごたえもよく、香りも残っていた。(梶川伸)2019.04.15

更新日時 2019/04/15


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