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センバツ高校野球 履正社完封勝ちで初戦飾る

一塁側アルプススタンドで声援を送る履正社高校の生徒たち

 第83回センバツ高校野球大会は26日、第4日第2試合で履正社高校(豊中市長興寺南)が春夏通じて初出場の総合技術高校(広島)と対戦し、4-0で完封勝ちした。

 履正社は一回裏、四死球で2死1、2塁とした後、5番・桝井が放った中堅への飛球が失策を誘い2点を先制した。その後は履正社・渡辺と、総合技術・伊田の両先発投手の投げ合いが続いたが、8回裏に履正社は1番・海部と4番・石井の適時打で2点を追加。渡辺は総合技術打線を2安打に抑え、完封勝ちを収めた。

 一塁側アルプススタンドには、履正社高校の生徒や保護者、OBらが応援に駆け付けた。保護者会会長の杉本秀司さんは「履正社らしいミスのない、守りの堅い野球が出来れば必ず勝てる」と声援を送った。履正社高校の青いジャンパーを着て応援していた佐野敦子さんは「先発がエースの飯塚君ではなかったので驚いたが、渡辺君もいいピッチングをしてくれて頼もしい。選手から自信が伝わってきた」と話した。同じくジャンパーを着て応援していた羽渕浩子さんは「これからも平常心で戦ってほしい」と期待した。

 初戦を突破した履正社は、大会第8日第1試合で、サヨナラ勝ちで国学院久我山高校(東京)を破った九州学院高校(熊本)と対戦する。(礒野健一)

履正社高校 センバツ

更新日時 2011/03/26


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