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豊中市が特殊詐欺被害防止の簡易型自動録音機をリニューアル

受話器を取ると自動音声とともに 録音を開始する

 豊中市は2020年2月10日、特殊詐欺被害防止のために無料配布している簡易型自動録音機の改良版の配布を始めた。
 固定電話に取り付ける器具で、配布対象は防犯機能付き電話機か留守録対応電話機を持っていない65歳以上の人がいる世帯。くらし支援課が開催する「特殊詐欺被害防止セミナー」(30分程度)で配布する。セミナーの開催日程・場所は、広報とよなかや市ホームページに掲載している。セミナー に参加できないが配布を希望する場合は、くらし支援課に電話(06-6858-5073)。
 豊中市の2019年の特殊詐欺被害件数は1411件、被害額は約1億9000万円に上るなど過去最悪の状況(暫定)。これ以上の被害を防ぐため、65歳以上の高齢者がいる世帯を対象に同録音機を2019年12月から簡易型自動録音機を無料配布している。 今回、利用者から寄せられた改善点を踏まえ、ボタンの配置や表示などをより使いやすく見直した。受電時には、市内の高校に通う生徒が吹き込んだ「振り込め詐欺防止のため通話内容を録音します」のメッセージが自動音声として流れる。
=情報提供・豊中市2020.02.18

更新日時 2020/02/18