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編集長のズボラ料理(568) ナスのベーコン、チーズはさみ焼き

表面をパリパリにしたければ、小麦粉に少しコーンスターチを加える

 ベーコンはありがたい。特に塊のベーコンはいろいろな形にできるから使いやすい。
 うちの冷蔵庫には、常に塊ベーコンがある。急にちょっとしたものを作る時、ベーコンを頼りにする。
 スパゲッティーもいつもある。乾麺で長持ちするからだ。ニンニクもわんさかある。元同僚が時々大量に送ってくれるからだ。そのままでは芽が出てくるにで、実を1つずつに分け、ビニール袋に入れて冷凍している。
 さて、お腹がすいた。スパゲッティーをゆでる。ニンニクの1片を冷凍庫から取り出し、皮をむいて薄く切る。冷凍ニンニクは固いゼリーのようで、解凍が進むと柔らかくなる。生ニンニクのシャキシャキ感はないが、ニンニクオイルにすれば、パリパリすうrから、気にする必要はない。
 何を作ろうとしているかというと、ペペロンチーノである。ニニクオイルにタカノツメを加え、スパゲッティーを炒めればいいだけ。パスタ通はこれが大好きだから、僕としても通ぶって作る。本音はズボラな料理の代表格という1点に尽きる。ただ、ズボラにも程があると感じた時にほ、ニンイクオイルを作る時に、細切りベーコンも入れて、パリパリにする。
 ベーコンはできるだけ米久のものに決めている。静岡県出身の元同僚の後輩が、地元のものとして教えてくれた。自宅近くのスーパーもあったので、それ以来、ベーコンといえば米久となった。
 元同僚はラーメンとカレーに関しては、体の3分の1がその2つができている怪人で、食べ歩きによる食の知識の巨人である。体重は大きく100キロを超え、糖尿病と診断されるまで、食を突き詰めていった。だから食事に関しては、彼の進言は真摯に受け止めることにしている。
 結局は入院も含めて治療に専念することになった。これも徹底したようで、フェイスブックで使用前、使用後の写真みてお驚くほどの健康体に戻った。医師のおかげであろう。そう思っていたら、結婚するという。何や、彼女のおかげか。
 ナスは斜めの厚めの輪切りにする。さらに中間に輪切りのように包丁を入れるが、切り離さない。切れ目にベーコンの薄切りととろけるチーズをはさむ。コショウ、粉しょうゆをふり、なじませる(粉しょうゆがない場合は、はさむ部分にしょうゆを少し垂らす)。小麦粉をまぶし、多めの油で揚げ焼きにする。
 最近、困ったことが起きた。米久ベーコンがなかあか見つからなくない。自宅近くの3つのスーパーを順番に回っているが、あるのは3周に1回、どこかの店にあるかどうか。何でだろう。食の巨人の分析を聞かなければ。(梶川伸)2021.12.15

更新日時 2021/12/15


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