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親学②子どもの話をしっかり聞いていますか?

「もう高校なんて行かない!」と子どもに突然言われたら驚きますよね?Oくんが学校から帰るなり、そう言ったのは、中3の11月のことでした。驚いたお母さんは、「高校に行かないってどういうこと?受験から逃げちゃだめでしょ!それに、高校も行かずにどうやって生活していくのよ?手に職もないくせに!世の中そんなに甘くないのよ!」と思わず、口走ってしまいました。それを聞いたOくんは、無言で部屋に入って行きました。
 子どもが何を考え、どのように感じているかは、彼ら自身が話さないとわからないもの。私はお母さんに感情的にならず、肯定的な気持ちで「なぜ高校にいかないの?」とOくんに聞くように助言しました。すると、学校の先生に内申がわるいと言われたことにショックを受け、大検を受けて大学へ行くことを考えたとのこと。そこで私は、内申点がハッキリするまで第1志望をあきらめない、内申をよくするために何をすればいいのか? ということを親子で話し合ってもらいました。その後、Oくんは前向きに受験勉強ができるようになり、第一志望の高校に合格しました。犬養毅は、「話せばわかる」と言いましたが、親子間では「聴けばわかる」が正しいかもしれません。【開成教育グループ 山口幸二先生】
 開成教育グループは1982年に豊中市浜で塾をスタートさせ以来、各地で進学塾などを展開している。関西を中心に親学セミナーも開催、子どもにやる気を出させるための親のかかわり方などを指導している。開催は100回を超え、4000人以上の保護者が参加した。http://www.kaisei-group.co.jp/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第45号(2012年11月8日)

開成教育グループ

更新日時 2012/10/31


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