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わんぱく相撲 初めての豊中場所

はじめて付けるまわし姿で熱戦を繰り広げる児童

 5月18日に豊中市服部西町、武道館ひびきで、わんぱく相撲豊中場所が開かれた。わんぱく相撲は小学生が男女、学年別にトーナメント戦を行って優勝者を決めるもので、豊中では初めての開催。この日は男子81人、女子19人が参加した。
 小学6年生男子の部で優勝した龍本空弥くん(克明小)は、小学3年生から父の久馬さんの指導でレスリングを続けているが、相撲は初めて。「レスリングのタックルはひざを付けてもいいので、そういう癖を出さないよう気を付けた」と話した。同じくレスリングをしている妹の聖愛(せいあ)さんも、小学3年生女子の部で優勝し、兄妹制覇となった。
 小学6年生女子の部は、内藤あすかさん(原田小)が優勝。「土俵際で相手が押してきた時、自分から引いてバランスを崩すことができた」と、決勝の1番を冷静に振り返った。3歳から水泳を続けており、そちらでもいい成績を出したいと意欲をみせた。
 子どもたちに相撲の心得やルールを教え、行司も務めた竹中大喜さんは「相撲は勝っても負けても、相手に『ありがとう』とあいさつする感謝の気持ちが大切。普段も、その気持ちを忘れないで」と締めくくった。
 小学4年生以上の優勝、準優勝者は、6月23日に行われる府大会(堺市・大浜公園相撲場)に出場する。(礒野健一)

更新日時 2013/05/20


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