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豊中看護学校で戴帽式

ナイチンゲール像から「愛の灯」を受け取る

 豊中市上野坂2、豊中看護専門学校(眞下節校長、126人)で5月8日、1年間の基礎学習を終えた看護学科の2年生42人の戴帽式があった。生徒ら看護師の象徴である看護帽をかぶせてもらい、ナイチンゲール像から灯を受け取り、看護の道を歩む者としての誓いの言葉を全員で述べた。今後は市内の病院や介護老人保健施設で本格的な看護実習に取り組む。
 同校は一般財団法人豊中市医療保健センターが1977年に開校した。現在は看護師をめざす高校卒業者や社会人などを対象とした看護学科(3年課程)がある。戴帽式は、近代看護教育の生みの親であるフローレンス・ナイチンゲール(1820~1910)の誕生日5月12日の「看護の日」の時期に毎年行っている。
 山下凌さんは「戴帽を受けて、看護師に向かっての決意が固まった。常に笑顔で、患者様から信頼される看護師になりたい」と話していた。 高山泉さんは「クラスの仲間が1人ずつ戴帽されるのを見ると、1年間頑張って学んできたことが思い出された。これからも仲間と一緒に、身体的ケアだけでなく精神的ケアのできる看護師をめざしたい」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.05.13

豊中看護専門学校

更新日時 2014/05/13


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