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押しつけ花物語(29)スイバの3つの色

スイバのほか、サザンクロス、キキョウソウ、ナノハナなど

 スイバと言ったり、イタドリと言ったり。山道や野原、都市部の道端にも生えているのに、いろいろな名前を持っている。子どものころは、スカンポと覚えた。「道のスカンポ ジャワサラサ」という歌を音楽の時間に習ったからだ。
 春に地味な花をたくさんつける。その花から麦の実を連想する。小さな小判型で、真ん中に線がある。黄緑から薄茶色に変わり、トーンを落とした赤になる。つまり、おおまかに言うと、3色に変化する。その小さな花を押す。色はおおむね残るのだが、赤はさらにトーンを落としてしまい、鮮やかさが損なわれるのが残念。(梶川伸)2016.06.09

更新日時 2016/06/09


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