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松本市との交流事業でそば打ち講座

田中名人の指導でそば打ち体験

 豊中市と大阪国際空港就航都市の長野県松本市は8月29日、豊中市立蛍池公民館(蛍池中町3)で、長野県安曇野産のそば粉を使ったそば打ち体験を開催した。講師は松本市出身で、松本市で開催されている信州そば打ち名人戦・第7代名人の田中崇喜さんが務め、市民10人が参加した。
 初めてのそば打ちに挑戦した中村智子さん(曽根南町)は「以前からそばの打ち方を学びたかった。豊中で信州のそば打ち名人に教えてもらう機会はあまりないと思うのでいい経験ができてよかった」と話していた。
 松本市には松本空港があり、就航路線の大阪空港へは8月だけ運行している。2015年から豊中まつりで、松本市の職員らが観光パンフレットを配布しているほか、北大阪急行電鉄・大阪モノレール千里中央駅近くのせんちゅうパルで開催する観光・物産展でPR活動を行っている。
 この日は田中さんが説明をしながらそば打ちのデモンストレーションを披露した後、参加者が2つのグループに分かれて体験。そば粉800グラムと小麦粉200グラムを混ぜ、水を入れながら両手を使ってゆっくりと混ぜ合わした後、こねて1つの塊にした。その生地を、麺(めん)棒を使いながら広げ、専用の包丁で切った後、麺をゆでた。参加者は作ったそばを味わいながら食べた。
 豊中市空港課は「大阪国際空港就航都市でしか経験できないことを豊中市で体験し、就航都市の魅力を知り興味を持ってもらいたい。引き続きこうした交流事業を行っていきます」と話した。
=情報提供・豊中市2016.08.30

大阪国際空港就航都市 松本空港 豊中まつり 信州そば打ち名人戦

更新日時 2016/08/30


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