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梅だより⑲大阪大学豊中キャンパス

3月7日撮影

 大阪大学豊中キャンパスの正門から入り、基礎工学部国際棟の前にある池のほとりに、「正田建次郎先生記念の梅」と名づけられた梅林がある。20本近い白梅で、やや盛りを過ぎているが、地面に散った花びらも美しい。
 正田さんは日清製粉グループの創業者、正田貞一郎さんの次男で、大阪大学の総長も務めた(専門は代数学)。大学によると、正田さんは梅の木が好きで、亡くなった後、弟子たちが正田さんをしのんで梅の木を植えた。梅林には石碑があり、1982年に建てたことが記されているという。(梶川伸)

更新日時 2011/03/08


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