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編集長のズボラ料理(649) 冷凍シイタケとブロッコリーのオリーブオイル和え

カットの大きさは好みで

 お隣さんは徳島県出身で、時々徳島の食べ物をいただく。里帰りした時のお土産であったり、徳島にいる兄弟姉妹から送ってきたりしたもので、ありがたいことだ。
 先日、ピンポーンが鳴って玄関のドアを開けると、お隣さんは段ボール箱を持っていた。中身はハッサク。徳島から送ってきたという。ありがたく2、3個を取ろうとしたら、1箱全部だと言う。
 それどころか、「もう1箱か2箱どう?」ときた。聞けば、全部で7箱届いたらしい。それはお断りした。ハッサクは食べるのは好きだが、皮をむくのが面倒くさいという中途半端な好物だから、あまり多いのは手に余る。
 1箱だけでも数えたら、30個ほどあった。食べのは1日1個がせいぜいで、完食まで1カ月以上かかった。こんな時に限って親類からネーブルが1箱届き、ご近所さんからブンタンのおすそ分けもあり、かんきつ類を食べまくって、体が真っ黄色になりそうだった。
 昨秋は、里帰りの土産にシイタケをもらった。生と干しシイタケの両方で、干したものは丸ごとと切ったものとの2種類だから、これは正直にありがたかった。しばらく立ち話をし、意外なシイタケつながりが判明した。
 お遍路さんのための休憩所づくりの活動をしていて、58棟目が徳島県阿南市に完成し、簡単な竣工式をした。餅投げもしたので、近くから20人ほど集まった。土地はシイタケを栽培している人の提供だった。
 その人はシイタケを「しいたけ侍」のブランド名で売り出している。この名前には記憶があった。遍路旅の先達(案内人)をしていて、昼ご飯はなるべく地元のものを食べることにしていtた。
 阿南市ではしいたけ侍の丼を食べた。そ時は当然、生産者の名前など知らない。それから5年後に、しいたけ侍のお世話になるとは、まさにご縁である。
 そんなことを、立ち話の話題にしていたら、お隣さんが「妹が最近、餅投げに行ったと話していた」と口にした。場所などを詰めて詰めていくと、僕たちが造った休憩所の竣工式に結びついてしまった。シイタケの縁は、何と奥深いこと。
 僕はいつも、シイタケを冷凍している。もらった生シイタケも、一部は冷凍した。今回はそれを使った。冷凍シイタケを白だしで煮てから、水分を切って、縦に4つほどにカットする。ブロコリーはだしで煮て、これも水分を切って小分けにする。この2つをエクストラバージンオリーブオイル、白だし、五香味で和える。
 冷凍シイタケを煮ると、生のシイタケと干しシイタケの中間のような食感になる。シイタケは不思議な食べ物だだ、なぜシイタケと侍が結びつくのか、これも不思議すぎる。(梶川伸)2023.02.20

更新日時 2023/02/20


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