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編集長のズボラ料理(723) カブの浅漬けコンブまぶし

味がものたりなければ、少ししょうゆを垂らす

 カブは単純な食べ物に見えて、いろいろな顔を持っている。サラダにするかと思ったら、火を通してスープにもなる。漬け物にもすれば、すり下ろしても使う。
 何でもありなのだが、時には意外性を感じることもある。その1つは、パンとの組み合わせだった。
 散歩コースに、障がい者の社会参加促進施設がある。クッキーを作っているので、前を通ると寄って買う、1袋100円だから、1000円札を出して、おつりがいらないように10袋買う。
 ある時、野菜のピザパンを置いていたので買ってみた。施設の畑で作った野菜を円形のパンに乗せ、ピザソースをかけて焼いてあった。野菜はカブ、サツマイモ、トウモロコシ。この中でカブは意外だった。火を通すので味は出るが、焼くのでパサパサになりそうではないか。カブ・パンはまだ発展途上だと偉そうに思った。
 しばらくして、別の場所でカブ・パンを見つけてしまった。今度は赤カブ。スライスしてパンに乗っていた。また生のように見えたが、食べてみるとややシットリしているので、蒸してあったのかもしれない。カブ・パンは発展途上と思っていたが、ジャンルとして確立しているのかもしれない。
 お隣さんが徳島の実家に帰り、畑仕事を手伝って、野菜を土産に届けてくれた。その中にカブをあり、ズボラ料理の食材にした。量が多かったので焼いたりゆでたりしたが、一部は浅漬けの素で漬けだ。食べる段になって、どのように料理しよぷか考えたが、良いアイデアが浮かばない。仕方がないから薄切りにして、コンブ茶をふり、とろろコンブをかけた。ズボラ料理とはいいながら、何と安易な。
 カブにはいろいろな食べ方があるが、考えてみれば安易な方がいいのかもしれない。カブ・パンも味をつけてあるわけではになく、乗せてあるだけ。シュラスコランチの食べ放題に行った時も、カブは出てきたが、サッと焼いてあるだけ。
 大津市・堅田のビストロなかのでランチを食べた時も赤カブも使っていたが、前菜のソースになっていた。赤カブでは奈良に「もものすけ」というブランドがある。包装の袋の説明では、薄く切ってサラダにすることを薦めていた。
 カブはシンブルな料理がいいのだ。コンブまぶしも、理にかなっている。もちろん、ズボラにも。(梶川伸)2024.04.06、

更新日時 2024/04/06


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