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わが子に伝えたい食卓⑳ 白身魚のトマトチーズ焼き

好みで塩+ドライハーブや仕上げの黒こしょうを。魚の代わりに、先にフライパンで焼いた鶏肉や豚ロースでも

 たくさんの食材を揃えたり、特別な調味料を使わなくても作れる料理で、わが子の味覚を育てるのが私の目標。日本にはみそやしょう油、酢、自然塩という食材の旨味を引き出してくれる昔ながらの調味料がありますから、ケチャップやマヨネーズ、ソースでの調味は外食に任せ、家ではシンプルな味を心がけています。
 この料理も写真のカジキのほかに、タラやタイなどでもOK。作り方は、薄切りのタマネギ、塩をした魚の切り身、輪切りトマトの順に重ね、チーズを乗せてオーブンで焼くだけ。魚に火が通り、チーズが香ばしく焼ければいいので、温度設定は230度~250度、加熱時間も魚の目方により、15分前後を目安に焼き加減を確認しながら調整という、おおざっぱさで作れます。加熱されてジューシーなトマトがソースになり、魚はしっとり、チーズがコクに。生のバジルを散りばめれば、クリスマスの一品としても見栄えします。
【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライターで、調理師、食育指導士。4歳児と0歳児の母。化学調味料を使わず、素材からだしを引き出す家庭料理が得意。http://ameblo.jp/communication-hug/

更新日時 2013/12/11


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