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寺の花ものがたり(130) 東光寺(滋賀県東近江市)紅葉=11月下旬~12月初め

2012年12月1日撮影

 東光寺は公共交通機関では行きにくい。マイカーでなけば、近江鉄道八日市駅から歩いて3時間は覚悟しなければならない。
 観光寺院ではなので、隠れた紅葉の名所と思っている。しかし、3回訪ねたが、毎回それなりの人数がカメラを構えていた。1回はカメラの愛好家グループがバスで来ていた。ただし、バスは寺のすぐ前までは入れず、緩い坂ながらずっと登っていく。
 参道にもミミジの木はあるし、山門のあたりも門との組み合わせがいい。しかし圧巻は山門を入って右前方にある鐘楼の周辺だ。鐘楼は一段高い場所にあり、見上げて鐘を背景にしてもいいし、さらに高い所から見下ろしてもいい。
 特に散った赤い紅葉があれば、木を彩る赤や黄色の葉とで、一面がモミジの世界となる。石段を埋める葉も、赤いリズムとなる。静かな寺なので、鮮やかな色ではあっても、どこかしっとりとしている。しみじみと紅葉の秋を味わうには良い寺だ。

◇東光寺(とうこうじ)◇
 滋賀県東近江市平尾町718。近江鉄道八日市線八日市駅から11キロ。東近江市ちょこっとバス平尾バス停から20分弱だが、バスはごく少ないので、期待しない方がいい。
本尊は薬師如来。白聖徳太子の開創と伝えられているが詳細は不詳。境内自由。
(梶川伸)=状況が変わっている可能性もありますので、ご了承ください。2017.10.28

更新日時 2017/10/28


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