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寺の花ものがたり(214) 大山寺(徳島県上板町)紫陽花=6月中下旬~7月上旬

2010年7月9日撮影

 大山寺は標高450メートルの場所にある。このため、花の時期がやや遅い。以前紹介した銀杏(いちょう)が、境内を黄色いじゅうたんに変えるのも、11月の後半になる。紫陽花(あじさい)も、少し遅めだと思う。
 四国遍路の途中で寄るが、銀杏の時期に合わせることが多い。1度だけ紫陽花の時期に行き合わせた。参道から紫陽花が見える。良い時期だった。
 人里から離れているので、境内は静か。雨が上がったすぐ後だったので、霧も出ていた。紫陽花を見るには良い条件が揃っていた。雰囲気は良かったが、残念ながら写真では霧がうまく撮れなかった。

◇大山寺(たいさんじ)◇
 徳島県板野郡上板町神宅大山14−2。JR板野駅からバスで15分 、神宅(かんやけ)バス停から徒歩1時間。088-694-5525。四国別格20霊場第1番札所。本尊は千手観音。500年ごろ、西範の開基とされる。毎年1月の第3日曜日に力餅が行われる。境内自由。
(梶川伸)=状況が変わっている可能性もありますので、ご了承ください2018.11.14

更新日時 2019/06/02


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