編集長のズボラ料理(446) モッツアレラとレタスのサラダ
サラダはいつ食べるのか。これは大問題である。
イタリアンや洋食の店で、ランチのセットを頼む。すると、まずサラダが出てくる。メーンはしばらく経ってから、運ばれてくる。その間に食べるのかどうか。
定年後は、昼から仕事があるわけではので、生ビールを頼む。すると店員さんが「先にお持ちしますか」と聞いてくれる。待ち遠しいから、「先にお願いします」と頼む。これがランチのルーティーンとなっている。
サラダの場合は、何も聞いてくれずにテーブルの置かれる。さて、どうするか。
第1案はメーン料理が来る前に食べてしまう。ビールのつまみにもなるし。ただ問題は、セットメニューの1品なので、量が少ないこと。つまみにして食べていると、すぐになくなる。
仕方ないから、メーンがくるまで、ビールだけを飲むことになる。もしくは、あてに合わせてビールを飲み干してしまい、メーンが来た時にもう1杯頼む。これは店の思うつぼだが。
第2案はメーンが来るまで、ジッと待つ。チキンラーメンができて以来、「3分間待つのは慣れている。待てばメーンと一緒に写真を撮って、インスタグラムに掲載することもできる。
問題は目の間に食べ物があるのに、手をつけずに放置するのは、店に失礼ではないかとということ。店はきっと、先に食べてほしいと考えているに違いない。
メーンまで残しておくと、ビールのつまみがなくなるのはどうするか。別につまみを頼んでしまえば、これも店の思うつぼだし。
女性も混じって飲みに行くと、女性は必ずサラダも注文する。何でだろう。コース料理風の形づ・くりか、品数そろえか、見栄か、美容のためか。ほぼ野菜だから、お腹が太るわけでもないのに。男性はそう思ってしまう。
モッツァレラチーズ、レタスを食べやすい大きさに切る。大葉は千切りにする。さらにチリメンジャコも加えて混ぜ、皿に盛る。僕はポン酢をかけて食べたが、味付けは好みで何でもいい。まあ、工夫も何もないズボラ料理の典型になってしまった。
サラダは簡単だ。「これはサラダだ」と言ってしまえば、何でもサラダになる。(梶川伸)2020.10.14
更新日時 2020/10/14