編集長のズボラ料理
らーめんを食べ歩いた時期があった。 印象に残っているのは、大阪市・西梅田の毎日新聞本社から歩いて行けた市丸という店だった。丼に麺(めん)を入れ、スープを張...
昭和時代の終わりのころ毎日新聞の記者として、大阪市・キタの中心部の警察署を担当していたことがある。曽根崎署に記者のたまり場、記者クラブがあった。 事件、事...
おやじは白いアスパラが好きだった。どのような食べ方をしていたのかは記憶があいまいだが、白い色は覚えている。だから僕は子どもころ、アスパラは白いと信じていた。 ...
シュラスコというブラジル料理がある。ブラジル風バーべキューと言ってもいい。大きな串に肉を刺して焼き、焼けた表面を切り取って食べる。 奈良県香芝市のシュラス...
一時期、ロールケーキがはやった。僕もブームに乗って、いくつか食べてみた。有名店を探しに行き、並んでいる人がいないので「ラッキー」と思って買ったら、別の店だった...
奈良勤務の時に知り合った仲間が、30年以上も交流を続けている。交流と言えば聞こえはいいが、要するに定期的に例会と称して一杯飲むのである。 当初は安い居酒屋...
四国のバス遍路旅の先達(案内人)を何度もさせてもらった。良い遍路道は少し歩くので、「ちょっと歩き」を旅の名前に被せていた。 1泊2日が基本で、おおむね月に...
知らないということは、おもしろい。僕の場合、料理に関して知らないことだらけだから、おもしろいことだらけだ。 毎年、信州からリンゴが送られてくる。それも2回...
ベーコンはありがたい。特に塊のベーコンはいろいろな形にできるから使いやすい。 うちの冷蔵庫には、常に塊ベーコンがある。急にちょっとしたものを作る時、ベーコ...
カフェはどうも肌に合わない。何だか気取った感じで、深みを感じない。店と客との関係も淡泊で素っ気ない。そのように団塊の世代は思うのだ。 それは偏見だとはわか...